
夜間の火災想定で避難訓練実施
ホームページをご覧の皆様、いつもありがとうございます。
本日、夜間の火災を想定して、避難訓練を実施しました。お天気にも恵まれて、予定通りスタート!!
今回は、日頃からせきれい苑の消防設備や保守点検を行っていただいている、東邦産業さんが、日程を合わせて参加していただきました。三種消防からも、署員さんが参加して下さいました。内鯉川地区の自治会長さんも参加して下さいました。(皆様、ありがとうございました。)
シナリオ通り、時間になるとジリリリリリーーーと非常ベルが鳴ります。聞きなれない大きな音に、入居者の皆様は驚いたことでしょう。夜間想定なので、お部屋に休まれていたある入居者様が「なんだ?」と廊下に出て来られました。「火事です、逃げましょう!」という声かけに、表情が一気に曇ります。幸い、取り乱される方もおらず、スタッフの誘導に従い、静かに苑庭へ。
非常階段では、歩き慣れない様子で、一段一段慎重に足を運ばれ、普段の倍以上移動に時間がかかりました。いつもより長い距離を歩いたためか、足がおぼつかず、不安定になる方もおられました。
シナリオ通り、駆け付けスタッフも到着し、順調に訓練が進みます。
滞りなく通報訓練を終えたスタッフが、安堵の表情で避難場所に向かう様子も見え、避難場所にも入居者の皆様が続々と集まり、にぎやかになってきました。
最後は、ダミー(入居者に見立てたマットレス、昔はお米をダミーにしておりました💦)をスタッフ数名で抱えて運びます。
全員避難完了まで22分36秒。例年通り、事故無く怪我無く、無事に避難出来ました✨
終了後、消防署員の方より講評をいただきました。建物の構造上、特に2階の入居者の皆さんが、いかに早く避難できるかが重要となります。出火場所の確認と、出火場所から遠い場所へ誘導する。スタッフ同士の声の掛け合いや情報共有も、日頃から意識づけて行くことも大切です。などの他に、駆け付け時や誘導時のアドバイスなどもいただき、大変勉強になりました。
年間38,000件も火災が発生し(1日に換算すると100件、14分に1件発生しているそうです)、火災要因の第1位がタバコだそうです。せきれい苑は、オール電化の為、漏電が1番懸念されます。日頃から、家電製品の安全管理は重要だなと、改めて感じました。