
日中火災想定での避難訓練実施🔥
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せきれい苑では、日中火災想定での避難訓練を行いました。
今回の出火場所は・・・1階洗濯室、漏電からの出火想定です。
いつもお世話になっている内鯉川地区の自治会長さん、三種消防の署員さん、東邦産業さんが日程を調整して来て下さり、いよいよスタート!!
東邦産業さんが、1階洗濯室の熱感知器を作動させます。ジリリリリリリーーーーー
「なんだぁー?」と肩が跳ねた方、目を開いて辺りを見回す方、無反応な方と反応は様々。スタッフが火災受信機で出火場所を確認します。その後、初期消火のはずが・・・動転したスタッフは、予定していたシナリオをド忘れしてしまい、「火事だよー!洗濯場から火事だよー!!外に逃げて下さい!!!」と周知します。
玄関に向かって歩き出す方、状況が分からず不安そうにしている方、「何かあったの?」と尋ねる方々に声をかけながら避難誘導を行います。スタッフにも緊張が見られ、そんな様子を見て、変化に敏感な入居者様の表情には不安が募ります💦訓練と言えど、いつもと違う雰囲気で、いつもと違う行動をするため、安全・安心を第一に考えるスタッフの緊張は計り知れません。シナリオも飛んでしまいます。でも、それも想定内。いざという時は、何がどんな状況で起きるか分かりません。どんな時も、スタッフは声をかけ合い、協力し合うことで、何とか全員で安全な場所まで避難するというのが目標です!!
今回も、事故無く怪我無く、安全な場所まで全員が避難することが出来ました。スタッフは既に汗だく、疲労困憊の様子ですが、皆安堵の表情が伺えます。全員避難完了まで12分22秒。(昨年は9分半でした。)
消防署員さんより講評をいただきます。まずは、初期消火は火災の拡大を最小限に抑えるためにも、必ず行うようにして下さい、とご指摘を受けました。再度、初期消火の重要性をスタッフに周知したいと思います💦また、火災の要因として、これからの時期に増えるのが、ペットボトルでの火災だそうです。秋にかけて太陽の位置が低くなることで、屋内に陽が届きやすくなります。屋内にある水入りペットボトルがレンズ代わりになり、太陽光を一点に集めてしまう事で、可燃物を発火させ火災になるケースが増えるようです(収れん火災と言います)。他にも、屋内にある鏡や水が入った金魚鉢、ガラス玉などは注意が必要との事です。では、どうしたら防げるのか?屋内の日差しが当たりやすい場所にはレンズ状や鏡状の物を置かない!(水の入ったペットボトルもレンズ状に該当します!)外出時は、カーテンを閉めることも対策になります!と、大変貴重なお話を伺うことが出来ました。
皆様も、どうぞお気を付けください。